そう、だよね。 騎竜師としてだけではなく、覚えることは多いし。[吐息を零しながら頷く。環境が似ている同士、本当は聞くまでもないことで] ……うん。[何時かは。それもまた同じ。自由に相手を選ぶなんて考えたことはなかった。けれど。もしも。それが] ねえ、グレーテ君。 もしも、その何時かの時に、花園を離れる選択肢があったら。 それは君を苦しめてしまうかな。[思い切るにはまだ少し足りなくて。彼女にとって一番の懸念になりそうなところを聞いてみる*]