―地下―[武器庫へと向かう途中の暗がりで女性の悲鳴>>165が聞こえくる。少し前まで一緒に居たアプサラスの声でないのは確か。何処か聞き覚えのある声のような気がしたが――。他に女性の客人が居たとは知らされていない男は不思議そうに首を傾げる。] ――…誰かいるのか?[声した方へと歩み角を曲がれば暗闇に浮かぶ月のように、白い髪の聖女がへたり込んでいた。]