――朝。宿屋の個室>>150>>151レト
あはっ、はははっ!あは、あっ…ん、!
[エルフは布団の中でちょろちょろと動きまわる龍の子に、笑いっぱなしでした。が、たまにビクッと体を震わせるのはくすぐったいからだけだったのでしょうか(反語)]
ふっ、……あ、ひっ、…あはは!
[きゅーきゅーと鳴く龍の子がひょこひょこと布団の隙間から顔を覗かせる>>152>>153たびに男がそこへ手を突っ込もうとするものですから、際どいところを触ったりもしたでしょう。
むしろ龍の子の動きはそれを狙っているかのような動きでもありました。
それでもついに彼の手が龍の子を捉えれば、抗議の声を上げながら龍の子は連行されていったようでした。>>154>>155]
はっ……あぁ、もんげー笑ったズラ……。
なんかほっぺたが痛いズラ……いつもこんなに笑ったりしないから……
?? あれ、なんでエレ、笑わないズラ…?
[普段使わない筋肉を使ったせいで頬が凝ってしまったようです。しかし、自分のほっぺたをムニムニと揉みほぐしながら、やはり自分の矛盾に首をかしげます。……それでもまだ、自分の置かれている状況への整合性には思い至らず]