[>>163]あっ、やっぱりそうなんやねえ。珍しい名前やなーって記憶に残ってたんよ。[さてそれは自分が中央に着た頃だったろうかまだ南でくすぶっていた頃だったろうか。穏やかそうな壮年の顔つきが目に浮かぶ。]お爺様はさぞ誇りやったんと違う?自分の孫も軍人になりはるなんて…──。[亡くなったとは知らず、そんな風に思いを馳せて。]