― 王都陥落の日:城内 ―[>>166 両膝をつく人間に、此方は姿勢を変えることなく応じる。] ―――お前、贄となる人間や希少な触媒、魔法の品を調達することはできるか?[オークなどなら単純にキラキラ光るものでも喜ぼうが、取引をするような相手であればこれくらいの品は必要だ。] 可能ならば、これからお前に依頼をする者に心当たりが無くもない。[品定めをするようにくすんだ青を覗き込む。役に立たないようなら、さてどうしようか。]