人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


世話係 オクタヴィア


…っきゃあ!

[顏をよく見ようと一歩踏み出したところに、折れた枝があり踏んでしまう。
パキ!と小気味よい音が響いたと同時に、突然の事に驚き短い悲鳴を上げながら、前のめりになる。
なんとかしてバランスを取ろうと両手を振り回すも―飛ぶ唾さなんてないから、膝から崩れ落ち、かろうじて手を着くことでそれ以上無様な姿を見せるのは避けた。
…けれど、小さな白い花で作った花冠は、彼らの方へと投げ出されてしまった。]

(171) 2014/06/20(Fri) 22:30:38

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