人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法教師 ロヴィン

― 目覚めた後 ―

[ 寝ぼけすぎ、と、突っ込み入れて来たリヒャルトの顔を>>157まだぼんやりとした表情のままで、見つめた男は、傍に屈み込んで問いへの答えを口にするフレデリカに視線を移し>>166ふっと、笑みを浮かべた。 ]

そう、か...まさか、お前達が、生きてる間に、目覚めるとは、な。何年経った?

[ 以前とあまり変わりなく見える教え子の様子に、本当に思ったより短い期間で解呪したらしいと、内心では驚きを覚えながら、状況把握の問いを投げる。 ]

二年?...短かすぎだろう。俺の解呪より、他にやらなきゃならん仕事があったろうに、お前の事だから......無理したんじゃないのか?リヒャルト。

[ そうして、実際に過ぎた時間を聞かされると、呆れたように、そんな言葉を口にする。側から見れば、教え子が教え子なら教師も教師、といった図だろう。 ]

(170) 2020/11/28(Sat) 21:28:48 (fukafuka)

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