人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


血晶術師 エディ

 ……ほんとに、もう……!

[その時、少年は珍しく怒っていた。
当時13歳。同じ年頃の他の子供たちと比べると大人しく、落ち着いていて。
滅多に感情を荒げる事などなかったのだが。

あの部屋の惨状>>85を見ては、いつものような苦笑とお小言で済ませるわけにはいかない、と珍しく決意など固めていたら──それを察したのか、幼い王子はすぐに逃げ出して。

後を追いかけて間もなく、その気配がふ、と遠のいて、目を瞠った]

(170) 2014/09/17(Wed) 00:22:38

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