― 帝国前進拠点 ―
[>>1:969ウェルシュの笑みにも、頷く。
使えるものは使えばいい。それは同意だった。
>>1:997外に何かやる仕草には、一端目を移し、細める。]
シロウ・ファーイーストのか。
ああいうの好きだったからな…。
[間諜に動物を使う方法もある事くらい知っている。
手勢に使っている可能性を示唆されれば頷いた。]
警戒はさせよう。
場合によっては問答無用で殺して構わん。…所詮犬だ。
[人よりはマシだろうと。
グッバイ・ラヴィ事件以後、
より血に、責務に慣れてしまったいまの心に、
動物が切れないなどという甘さは残っていない。]