……いい先輩だなあ。あのひと。
[ミヒャエルと、彼の先輩とのやりとりが終わった頃、>>121
しみじみと呟いた。
――もしもの話。
この先輩が屋台を抜け出して推し活とやらに励んでいたのがきっかけで、
ミヒャエルは屋台を抜けられなかったと知ったのなら、
小言くらいは言いたくなっただろうが]
ぼくらも回収に行くよ。
手分けしてあたろうか。
……無事にこれが収まったら、今度こそゆっくり話をしよう。氷の竜の像のそばで。
[お菓子と違ってあれは逃げないと分かっているから。
のんびりと、しかし確固とした調子で告げる]