人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


老将 チャールズ

― クリーク砦 ―

[懐に仕舞いこまれた紙が、引き続き伝令に渡されることはない。
向かい来る敵兵の数に動じた風もない。

それはある程度想定の範囲内であったこともある、また、兵の前で動揺を見せぬ将たる者の心得でもあった。それでも堂々たる陣容に、些か苦笑の影も過ぎるが。]

 参ったが…、…負けはせんさ。

[こちらの様子を窺うような視線>>156には、僅か肩を竦めるようにしながらも笑み返す。気負いではなく悲壮でもない。
笑み浮かべる男は、ただ淡々として先を見ている。]

(170) 2016/02/13(Sat) 03:02:15

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