人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の族長 ガートルート

んん?人間?
めずら…しくは無いな。ここに住んじゃあいないが、外ではよく見る。

[譲葉には人間として存在している人間などは居もしないが。
青年の問い>>151へはざっくりと答る。もとより、小難しい説明は得意ではない。

太刀を鞘へ戻して、切り落とした髪を地面へ放り出した。小さな稲妻が幾つも舞って、落ちた土から雷花リコリスが咲き乱れる。

ルートヴィヒ。青年が口にしたその名>>153を、刻むように舌の上で転がした。
なんの味もない只の音の筈のそれは、不思議と懐かしい何かを思い出させる。甘ったるい、柔らかい、子供が好むような味の。]

(170) 2015/10/04(Sun) 00:54:48

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