人狼物語−薔薇の下国

536 吸血鬼の城 報復の狂宴篇【R18】


近衛騎士隊長 シェットラント

[ 騎士たる者の有り様について、紅の魔性はそれなりの知識は持っているようだった。>>152
だが、その口調にはどこか他人事めいた響きを感じる。


 「日が昇るまで」「狩り場」── 魔性はタルボシュを襲った天変地異の実情を明かした。


瓏たけた魔性の紡ぐ言葉に、シェットラントの腕の中で姫が震えた。
街ぐるみで被害にあっていると聞かされ、声も出せないほど心を痛めているのだろう。
シェットラントは姫を抱える腕にそっと力を込めた。]

(170) 2020/06/09(Tue) 22:39:45

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