──現在・船長室──
[能力のある無しで問うならば、
普通よりかはあったのかも知れない。
戦闘能力よりも、先天的な勘のような物。
サイコキネシス持ちだからか第六感が
人よりも鋭く働き、そんな時に出す指示は
冷静で的確であったはずだ。
ただし、そんな危険を乗り越えた後は
ひどい頭痛に悩まされてバタンキュー。
または倒れなくとも痛みのためにイライラし
美味しい甘味を欲するあまり
角砂糖やら蜂蜜やらを摂取していたのだ。
平時は、ごくごく普通の
口調がちょっとアレな少女。
ただ、彼には手を借りることが多かった、
そんな気はしているから
高い評価は得られたかどうか。
努力という点では、自分に欠けたところを
補おうと日々書物を漁り剣を振るうが]