人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


銀月牙 アイリ

 正直、言うと。
 あたしも、自分がどうしたいのか、よくわかんない。

 ただ……あたしは、月で。
 ひとりでいると、闇に沈むしか、ないから。

 ……陽のひかり、届くところに、いたい、よ。

[陽のひかり、が何を示すかは言わない。
言わずとも理解しろ、と言う無茶を言外に投げつけた。

声音にあるのは、願う響き。
幼い頃には出せなかった、おいてかないで、という想いを写したもの。**]

(169) 2017/02/08(Wed) 09:12:42

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