[ 魁となれ、という、己が命を受け、銀の牙持つ漆黒の疾風が、昏き焔の巨狼に向けて奔る>>151 ](俺が狼なら、あいつは黒豹といったところか...)[ トールが狂焔の懐に飛び込み、流れるような動きでその前肢を切り裂く間に、ふと、そんな考えが頭に浮かび、己の考えに内心で笑った ]