人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


老将 チャールズ

[間近に視線が交わった。>>154
若い異国の将の瞳に確かな意思を読んだ男の瞳が僅か、皺を刻む。

元はウェストマールの正規兵たる雇われ兵、命賭けて止める必要もあるまいものを。
それを為さんとする心はただひとつ、この男もまた己の仰ぐものに唯一無二の光を見たのだろう。あの日、己が若き主に輝きを見たと同じに。

そうした瞳の色だと思った。
なればこそ──、と。唇の端に笑みの色が乗る。]

 …、そうか。

(169) 2016/02/18(Thu) 00:46:22

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