……先輩、落ち着いて?
[シェイの横顔をちらと見る。
ああ、やはり僕には先輩を疑えそうにない、そんな風に思いながら、ユーリエへ向き直る。]
まぁ、疑うのはいいですけどね。
僕もユーリエさんの事、疑ってますし。
なんで貴方は、魔女になった後のことを知ってる口ぶり>>44だったのかなー、って。
そして……今だって、本当に疑っているのではなく、仲間であるあの人を庇うために、僕に逆に疑いをかけようとしてきたのかなー、ってね。
だって、もしシェイさんが僕の言葉を信じたら都合悪いですよね?
[言いながら、傍らのメスに手を伸ばし、立ち上がる。]
――――どうです?