ぁ、あっ……ぅ……[ 伝わってきた力の強さに耐えきれず 床へと崩れ落ちそうになった瞬間 腕の中へ抱きとめられた>>146 その瞬間、意思とは関係なく 彼を傷つけるように爪を立て] ……やッ、だめ はなして…!はなしてっ……[ じたばたと繰り返した抵抗は 彼の体を傷つけることはあっただろうか。 行おうとした攻撃のうちいくつかは 自分自身を傷つけるものだったけれど。 やがて、印から注ぎ込まれた力により 体が限界を迎えると同時に くたりと腕の中で意識を手放した*]