[何度も、何度も。 横たわる女性へと遠慮なく振り下ろされる鉈。>>162 ただただ寒気がした。]っぁ……。[やがて、女性の姿は見えなくなって、残っているのはコンラートのみ。][しばらくは茫然自失の体であったが、ほどなくして沸いてきたのは”逃げる”という本能。 少年は踵返して屋根伝いに渡っていくが、もし近くにいたならば足音が*聞こえたかもしれない*。]