……皆、大事ないか?
[地に降りて、最初に向けたのは問いかけひとつ]
気脈の大きく傾いだ状況で、よくぞ屈せず戦い抜いてくれた……皆、見事だった。
[それに続くのは、穏やかな口調での労いの言]
とはいうものの、未だ先には陰気が色濃い。
先ほどのようにゆるりとはできぬが……一息入れたら、先へと進むぞ。
[言いつつ、ぐるりと皆を見回して。
視線が止まったのは、鳴蛇を打ち倒した玄武の神将の元。
蒼龍が声をかけていた>>166から、自身が呼びかける事はないが。
視線にあるのは、陰陽の安定を欠いてはおらぬか、見定めるようないろ]