[一夜明けて、ストーン・サーバーントの維持時間が過ぎた。
元の石片に戻ったそれらを集め、魔女は再び同じ呪文を紡ぐ。
ただし、今度は持続効果を丸1日に伸ばした。
その分触媒の消耗も大きいし…また若返ってしまったが、
“鍵”が覚醒し魔物たちの切迫感を煽った今、
いつ人間へ反撃を企むか分からない。
カレンの守りを強化することは必須に思えた]
やれることはぁ、やっておかないとねぇ。
あいつに……カレンは護るって、宣言しちゃったしぃ。
[ほろ苦い笑みになってしまったのは、
礎となった彼の面影が過ぎったからだ]