…もう、いませんよね…[バルタさんの操る槍が、最後の一層を貫いたとき。 達成感と疲労感が同時にやってきた]………侵略防衛手当て。申請するにしても、この破片をかきあつめるのは…[見渡す。ぷかぷかと浮かんだ、小船の破片たち]さすがに、明日でいいと思うんです。私…[もう、夜も遅い。 居眠り運転はしたくないし。 クレイカさんの上。 頭上のバルタさんに、問いかけた。 その、手当てを申請するはずの、呉基地の惨状も、まだ知らないままに**]