[六翼の動きが止まる。不自然なそれを、何が引き起こしたのかは、わからない。けれど、この機を逃す事はできない──だから]『想い』の剣《オーラーティオー》、俺に応えろ![剣のもう一つの名を呼べば、応じて舞い散る銀の煌き。透き通る刀身が温かな光を帯びる。光宿した剣、それを躊躇う事無く下から上へと振り切って]斬煌、一閃![振り上げ切った所でくるりと返した剣を、真っ向うから振り下ろした。*]