[>>130 食堂の喧騒の中に、軽やかな声。おや?と思って見回すと、声の主の姿を捉えた] おお、ちーっす。 これから昼食?[軽く答え、手を振る。同じ寮の彼は、なぜかいつも甘い香りを漂わせていた。食堂の食べ物の匂いに紛れ、今はさほど目立ってはいないが。空いている席に座る彼が、ぽそりと呟いた独り言が耳に入った] ……卵白? 余る? ラングドシャ……?[こちらもなんとはなしに呟くと、彼のポケットから何かが転げ落ちた。それを目で追うと、ヒンメルが拾い上げる>>132のが見えた]