……あの参謀の男、昼行灯と聞いていたが。 かなりの切れ者なのは間違い無さそうだ。[丁度いい機会だろう。調査に関する話だけでなく、可能なら軍部の動きや、彼個人の考えにも探りを入れてみよう。] 何人か僕についてこい。 ……さて、行こうか。[こうして部下を三人ほど引き連れて、敵地というにも等しい、参謀本部へと足を踏み入れるのだった。]*