人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


共和国大使 カナン

[この小さな木製ナイフみたいなものを使えばいいんだよな、と判断して、サク、パク。]

 う、む。

[粉っぽい触感は生焼けのケーキな感じ? いや、でもしっとりとして上品な甘さだ。ぼそぼそとはしない。
で、地味な陶器の大きな器の底にほんの三口ほどだけ淹れられた (なんか無駄っぽさを感じる…) 泡立った草色のカプチーノもどきは、予想に反して──えらく渋かった。薬湯なのかもしれない。]

 く、  ふ

[それでもきっちり飲み干すのが礼儀と、茶器を煽った。]


 …ありがとう、
 なんというか──野性的な…、ギャップの楽しい…、身体によさそうな…、味だった。


[なるべく褒めたつもり。]

(169) 2015/03/07(Sat) 19:04:25

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