― シュタイフェ・ブリーゼ 見張り台 ―あー、やっと退いてくれた。今回はこっち方面派手にやるはずじゃなかったのにね。[別の船と遣り合っている間に、ゲルト達が乗り込んだ船とは離れてしまっていて。他の船の位置も確認するためにと、いつものように見張り台に上ったところで連絡>>154が届いた]『おー、お手柄だねっ! ああ、さっきの船とも離れちゃったし……ってあれ』[見覚えのある船と、探った気配の位置が違う。一瞬の沈黙]