…待って、下さい!![その声が聞こえたのは、フィオンが人数を数え終えた頃の事。>>144声の先には、額に汗をかきながら肩で息をする少年の姿が。] はぁ…はぁ…っ、やっと、追いついた…[少年は一行の姿を確認すると、安心したように力ない笑みを浮かべた。]