[タバスコをつまみ代わりに舐めつつ、ビールを飲む。]
…さすがに辛すぎるわね…。
[と眉をしかめた。ここでやっと周りを見渡す。新しい人も随分来たようだ。
その中で、異国の格好をした男性に目が留まる。体格も顔も好みだし、年齢的に近い?…という思いとともに、異国のたたずまいが好奇心を刺激した。
立ち上がって声をかけようと近寄る。]
はじめまして。タチアナといいます。お名前をうかがってもよろしいかしら。
私はRL新聞で記者をしています。お仕事は、何を?
そのお着物…東方の文化ですよね?
[にこやかに声をかけ、よろしければとアルコールを勧める。日本酒もあるようだが、彼は飲むだろうか。]