人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


気儘な猫 カレル

[けれど「居る」と思い込みたいだけで、皆同じ一人のチャールズであることを「自分」は理解している。
自分じゃないと別けて逃げたい弱虫で引き籠りな「カレル」が、自分自身であることを「自分」だけは理解していた]

[説明が、如何にも難しい。暫し逡巡の後に口を開き]

アンタの弟のチャールズだと思いたいなら、そう思えば良いし、
違うと思うなら、そう思えば良い。どうぞ、望む侭、ご自由に。


…彼奴はプレイヤーである事を放棄したんだ、可哀想も何もない。

[そう、そして彼の望むであろう「チャーリィ」も、プレイヤーとしての勝利も、敗北も、早い段階で放棄した。
自身の事であると理解出来ているだけに、酷く忌々しい。
ディークに吐き捨てる言葉は、正しく、自己嫌悪であり、ただの*八つ当たりだった*]

(168) 2013/10/08(Tue) 11:03:56

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