[ 男の意を汲み、軍師の鑑のような返答を返したディークに>>167口の端を上げてみせる ]では、任せる。[ それから、完全に巻き込まれた形のアイリへと視線を向けた。思えば、解放されてから、直接顔を見て会話するのは、これが最初か ]お前は、いいか?リー。[ 他の兵の目があっても、特別な呼び名を、男は隠さない。しかしディークに未だ、彼女の素性を報せていないことには、とんと気付いていなかった ]