人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

[ともあれ、腕を治さねばまともに風精が応じない。
暴発紛いの陽動にはなるが、指向性を絞れないなら、
戦力として数えるには難が在る。

風の声を聞き、廊下に脚を進めた。
従者伴うまま、義務を果たさんとする男はいずれ、
心の半分を失った獣にめぐり合うこととなるか。>>42

――いつも運命は過酷にて、人の前に立ちはだかる。
救世主だけは、そうと生まれるのではない。

その頂に辿り着いたものが、救世主メシアの名で呼ばれるのだ。]

(168) 2014/02/22(Sat) 12:34:44

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