もし、もしも、―――この選択が間違っていて、未来が途絶えてしまっても… 死の淵で、お前とずっと居れる、かな …[疲労で悩まされるあまり、彼の前では気丈さも保てなさそうで。朱と琥珀を織り交ぜた色の瞳はうっすらと雫を瞳に宿す。そっと、開いたフェリクスの掌の上に微動やまぬ指を*重ねた*]