[ 身を案じてくれる様子には素直に頷いた。
いつかのように、おねえちゃんと付けて呼ぼうとしたから、視線で黙させて。>>148
それが、"信じたい"ときの癖>>149であるとは、考えないようにする。
星のこと>>150、カシムの遺体を見つけたときのこと>>151、疑念が芽を出して育っているとは知らず。>>152 ]
……はい、ご心配をおかけして
すみません。
ですが、
司令官がそれで、どうしますか。
私を切り捨てても、
貴方は大局をみなければなりません。
もし私が "人狼" であったなら、
そのときは、躊躇わずに、殺しなさい。
………いいですね?
[ 少し呆れたように、けれど、仕方ないなあとでも言うようにうっすらと笑い。
貴方達も、人のことは言えませんよ、と睨め付けた。
これは甘えだ。
死ぬことは許されない筈だ。
なのに、そう言ってしまったのは、どうしてだろう。 ]