[彼女の魔法は大きな影の手。あのとき>>1:207も、あのとき>>1:459も、今さっき>>117も。彼女は床に剣を突き刺していた。恐らくそれが、魔法の使用に必要な動作。彼女の大きな隙と思われる。影の手をどうにか躱して彼女へ接近すれば、勝機はある。] ……行きます。[ならば彼女の魔法を誘うか。円月輪を手に彼女へ駆け出すも、渾身の一撃を繰り出そうとするでもなく、そして自分より重いであろう彼女の大剣をまともに受けずに済むよう、一進一退を繰り返そうと**]