[瞬きを幾つかして、>>166声に誘われのろのろと視線を交える。行くなと、縋って良いのか、何が正しいのか、自分が如何したいのか、判断能力を欠いた頭では良く判らない]先生、血がたくさん……――そうだ、血を、俺の血を。行くなら、俺の血を飲んで行って、ください…[それが、ソマーリュを止める事も、クレステッドを引き留める事も出来ない、自分に出来る、最良な気がした。シャツのボタンを外して、おおきく襟を広げて首筋を晒し、目を閉じて彼の牙が其処に立てられる時を待ち]