[ 用意がいい、と言われて控えめに頷いておく。>>162神魔の領域に侵入しようというのは、自分の考えではない。別な者が計画して、自分は同伴させられただけだが、結局、森に入れたのは自分だけだった。それこそ、神魔の計らいであろう。馬の首筋を撫でてやっているクレステッドを見守る。馬も寛いでいるようだ。] 賢い馬です。 これも縁と思し召せ。[ この先は、クレステッドが乗ってゆくようにと勧めた。]