[ かけられたのは想定外の言葉。 彼にとってはバレバレの嘘>>145 けれど、騙されることに慣れていない身は あさりとその言葉を信じて] 裾が?どこでしょう……[ 下がるのを止め、ほつれた箇所を探す。 ワンピースの裾を持ち上げた瞬間 自然と彼に背中を向けた形になり] ―――!!?[ 傍に気配を感じた時には遅かった。 腹部に手を添えられた彼の手を どうにか振りほどこうと体を捻れば 印から力が流れ込んできて]