[ソマリアードの死に際について更に詳しく尋ねれば、
死んだ者が屍兵になる現象>>1:637のことを知った。
これまで表情を動かさなかった魔女も、これには眉を吊り上げる。
連想したのは、勿論あの丸薬だった]
死して屍兵にぃ…?
死霊魔術師はぁ、傍にぃ居なかったのよねぇ?
ならぁ遅効性魔術……、あの薬…… まずいわねぇ…。
[カレンの街の住民の一部も、アレを服用している。
街自体が戦場となり、人命が失われたならば、
内部に屍兵が生まれ腹を食い破られる――ということか]
…、ん、ん。
つまりぃ。退魔師のあんたたちがぁ、
頑張らなきゃいけないってことよぅ。
[死体への警戒と浄化にも注力するよう発破をかけておいた]