お前は……お前らは一体、何なんだよ!?
[叩きつけたのは、直球の問いかけ。
それに、魔神は何も言葉を返さない。
けれど、そうやって近づけばそれだけ、『光だけど光じゃない』という直感が強くなった。
本質的に、違う。在り方が違う。
そんな理解をひとつ、得て]
なんにして、も……!
俺たちの世界の行く末は、ここに生きてる俺たちが選ぶんだよ!
どっからきたかもわかんねぇような連中の好きにゃ、させねぇ……!
[宣言と共に、先に上から下へと振り切った剣を返して跳ね上げる。
魔神は光の衣を更に厚くしつつ、距離を開けようとするが──それよりも先に、刻を計る砂が、落ちた。>>149]