[ だから、クロイツが軍を辞めたと聞いた時にも、驚きは少なかった。
冷徹な表情の内にあった氷は、胸の中ではもう溶けて、温かな何かに変わっていたのだろうと、そう思って ]
州都に?俺の案内でいいのか?
[ だが、その依頼を受けた時にはさすがに驚いた。
クロイツがオクタヴィアスを認めたことは知っていたが、別の意味で自分が認められているとは思いもしていなかったから ]
いや、俺でいいなら喜んで案内するけどな。
[ 語られた理由>>133は、彼にそれを本心からの言葉として口にさせた。
ただし、例によって、案内の最後に綺麗なおねーちゃん達の所へクロイツを誘ったのは、お約束行動だった** ]