その紙にかかれた文字を読んで頭が理解したなら、こちらも顔が赤く染まっていく。]
治せるんですか……!?
……て、直接…………太股、に………
直接、唇が……………!?
[足の傷はかなり際どい場所にある。
ミニスカートでもめくれあがらない限り見えない位置だ。
しかし、傷を癒してもらえるのなら是非お願いしたい。
でも直接唇が触れる。
けれども、今治してもらえれば少なくとも傷を気にしてスカートの裾を引っ張ることはしなくて済む。
葛藤に思考が揺れて、頭の天辺から煙が出そうだ。]
えっと、その……………………そうですね。
癒して頂けるのなら早い方がよいですものね……
[考えすぎてよくわからなくなってきた。
傷は早く治してもらうことに越したことはない、という結論を出し頷いた。]