[ほんの一舐め、口にワインを含む] …まず[柑橘類の口当たり、高級な葡萄酒の後味で巧く誤魔化してあるが、そうと気づけばなんともどうしようもなく苦いものが混入している。いわゆる、不味い薬をジュースで飲まされた子どもの心地] …[残りが入ったままのグラスを手に歩き出す。あまり美味しくないけど、確かに力の足しになったような気もしたので。誰か欲しい人がいればあげようの心]