人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園後輩 フレデリカ

 でも……このまま何もしないでいることは、どうしても出来なくて。
 誰かが戦わなきゃいけない時に、そこに居る資格すらないのは――やっぱり、嫌なんです。

[言いながら、体側にある両手をぎゅ、と握る。
 その胸中にあるのが誰の姿なのかは、もう既に知られたことかもしれない]

 強く――は、なれないかもしれないけど。
 せめて、背中を向けないでいられる自分で、いたい……。

[こんな時に何を、と思われるかもしれない。
 それでも、状況に流されるばかりの自分より、一歩でも前に進みたかった*]

(168) 2020/11/14(Sat) 22:45:31

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