人狼物語−薔薇の下国

420 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサIII


優等生 エレオノーレ

あの、有難う御座います。

私こそ、注意力散漫で恥ずかしいわ。
書斎に気をとられて、扉の前をぼんやりと横切るなんて。

『と、いう事にしたのかね』

[負けじとにっこり微笑み返し、差し伸べられた手を取った。
立ち上がってから丁寧に頭を下げて、胸元へ指を添える。
目の前の彼にできたのだ、永恋にだってメイドさんオーラを出す事は可能だろう。
リエーフの皮肉はさらりと聞き流した。

彼にどこまで見られていたかわからないけれど、覗き見していたのを悟られるのは避けたい。
書斎に戻るところを見られていたのなら「色々恥ずかしくて」と誤魔化せばいいし、そうじゃないのなら押し切るだけだ]

(168) 2016/04/01(Fri) 01:22:13

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