人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

― オプティモ西砦付近 ―

[ カナンの承諾があったなら、飛行船で、彼が巫女姫を助けに行くと言うなら、オプティモ沖の洞窟から船を出して、男は解放軍の張る陣の目前に現れる ]

私は、ラウド・レイ・クレメンスだ。
クロード・ジェフロイに話があって来たのだが、案内を願えるかね?

[ つい数キロ先で、敵軍として戦っている筈の王府側貴族の名を名乗る男に、解放軍の兵達はどう対処したか、縄でもかけられるなら、それには逆らわず、クロードの前へと身を運ぼうとする ]

[ シメオンはまだ、そこに残っていたか。居れば、笑って「無事だったか」と声をかけ、次いで、クロードにも笑いかけた ]

久しぶりだな、クロード。
俺を覚えているか?

[ 彼が知るクレメンスは、まだ領主でもない、ただの放蕩貴族だった。今また、領主ではなくなった男は、友の息子に昔のように呼び掛ける。

それは、アレクシスの率いる時間稼ぎの増援が現れる少し前のこと** ]

(167) 2015/03/17(Tue) 02:39:13

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