人狼物語−薔薇の下国

329 絶海島奇譚


カーク

[他とは異質の、手書きの文字。
この島に、「名前のない病」を閉じ込めたと。
かつての島民が戻らない限りこの地に留まると。

もしこれを書いたのがあいつの祖父なら。
移送には応じず、ここに残っただろう。あいつは祖父を尊敬していたし。
――だから、たからものを埋めるのにここを選んだのだ。]

俺、ちょっと外を見てきますね
お二人はごゆっくり

[口元を覆い、ゆらりと身体を翻して外に向かう。
一刻も早く確かめたかった。また、忘れてしまう前に。]

(167) 2015/04/28(Tue) 02:56:04

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