― 炎上する旗艦 ―
[おろおろする様子と、こちらの呼びかけに答えた安堵の声。>>139
それだけを見たなら、特に違和感などはなかった──のだが]
……戦う?
いや、それ以前に、鎧?
一体、なんの話だ?
[身を強張らせたかと思えば、こちらにとっては意の取れぬ言葉>>140を並べる様子に、瞬きを一つ]
いや……その前に、名を聞こう。
俺は、エーヴァルト・ヴァンダーファルケと言う。
君の名は? そして、何故ここにいるのか、わかるか?
[ともあれ、こちらの名を告げて。
向こうの名を問いながら、抱えている疑問の一つを投げてみた。//]