― 西門付近 ―[返る軽口に、えー、と冗談めかした声を上げていたのも束の間。>>146捨て台詞と共に術を発動させる妖術師に切り込もうとするものの、やはり、小物に阻まれ剣は届かなかった] ……ったく。 どこまで諦めわりぃんだか。[呆れを帯びた声でぽつり、と呟き、は、と一つ息を吐いて]